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 > ●「CRMメールマガジン」 第3号

■『CRMメールマガジン』第3号
2004.1.1発行:CRM協議会
+++【TOPIC】+++++++++++++++++++++++++
【TOPIC:1 】新年のご挨拶/CRM協議会理事長:藤枝純教
【TOPIC:2 】☆今月の特集:新春インタヴュー(IBMとトヨタより)
【TOPIC:3 】CRM協議会の関連セミナー/イベント情報
【TOPIC:4 】CRM協議会の活動紹介(各委員会ごとの動きなど)
【TOPIC:5 】課題提案;CRM実践の成功は「ベンチマーク情報」が決め手!
【TOPIC:6 】情報交換コーナ(何でもFAQ)
【TOPIC:7 】編集後記
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■TOPIC:1 新年のご挨拶/CRM協議会理事長:藤枝純教
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●「CRM協議会会員およびCRMA−Jコミュニテイの皆様へ」
あけましておめでとうございます。本年はCRM協議会にとっても大変に重要な時期に当たります。2004年は米国では、企業ガバナンスやSEC的な大鉈も振り下ろされ、ようやくに景気も上向きつつあり、日本はその煽りをプラスに返して着実に底をはい上がりかかっている年だと思います。このときにこそCRMのベストプラクシスを求めた積極営業体制確立が企業格差を
はっきり生み出すシナリオだと思えます。
会社も個人も積極的にCRMのメンバーになっていただき、各社のCRMの取り組みのプロセス評定モデルから始まり、CRMのベストプラクシスを探し、オブジェクト化して、CRM推進事業として、あまねく経営にシナジーを与えられれば大成功だと思います。
今回から私が参加した米国CustomerThink Forumでの私の報告の一部をメルマガルに連載していくことにしましょう。
 ※本節の続き内容は⇒ http://www.crma-j.org/crmmlfr.html
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■TOPIC:2 ☆今月の特集:新春インタヴュー(IBMとトヨタより)
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●新春インタビュー(その1)
【氏名】 門倉 純一 氏
【所属】 日本アイ・ビー・エム株式会社
ebusiness Solutions CRM Solutions 部長
【備考】 CRM協議会 専務理事
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(匠) まず、門倉さんがどんなことからCRMに関わるようになったからお聞
きたいですね。
(門倉) 私は70年代にIBMに入社し、データセンター、VANサービスの営業、そこから通信部門の営業支援などやってきました。89年には早くもCTI(コールセンター)を始めていますが、コンピュータと電話を連携させるテストセンターを設置しても売上が上がらず部門は解散となりました。
一方では、そのころからSIビジネスが盛んになってきて、銀行向けのコールセンターを売り込み始めたわけです。テレフォンバンキングなどの銀行系コールセンターが普及し始め、他の業種などにも拡がってきました。これが90年代ですね。あるとき、コールセンターを作りたいというお客様から1席当りいくらかと聞かれたわけですね。そいうとき、コスト全体を席数で割るような一覧表を当時は作って提示していたのです。ところが、どうも同じ規模の会社で業種も同じシステムも同じなのに効果がちがってくる。コールセンターを作るところは同じなのになぜ? そこで気づいたことは、バックの仕組みが違うということ、コールセンターをやるときには後ろの仕組みがはるかに重要だということでした。
 ※本節の続き内容は⇒http://www.crma-j.org/interview1.html
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●新春インタビュー(その2)
【氏名】 鎌田 淳 氏
【所属】 トヨタ自動車株式会社
ネットワーク事業部 事業室 担当部長
【備考】 CRM協議会 会員
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(匠) それではまず取っ掛かりとしてですが、トヨタさんでは、顧客情報な
どをどんなふうに利用しているのでしょうか?
(鎌田) 私はお客様からの情報をどう商品開発、改良に役立てるかは3つのレベルがあると考えています。まず、1番目にクレームや不具合の類の情報は無条件にフィードバックし早急に改善すべきものです。これはサービス部や品質保証部が担当しています。こんな商品がほしいといったお客様の要望は選択肢を増やす情報としては貴重ですね。ですが、お客様の要望どおりに作れば売れる商品になるわけではないし、コストも考えなくてはならない。
それゆえ、この分野は調査データによる裏づけやオブザベーション(現場での客観観察)が必要です。
2番目は、自動車業界、特にトヨタ自動車では多くの関係者、関係部品メーカーなどがあるので、ひとつのことを決めるにも膨大な客観データの裏づけが要求されます。そのため、データで実証できなければほとんど何も動かせません。
3番目に魅力ある商品を作るにはお客様の「驚き」や「わくわく、どきどき」を誘う部分が必要なのですが、理詰めのトヨタはこの部分が弱くなりがちにように思いますね。このあたりの情報がデータで裏付けられると面白いですね。
 ※本節の続き内容は⇒http://www.crma-j.org/interview2.html
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■TOPIC:3 CRM協議会の関連セミナー/イベント情報
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●<第3回「優れたCRMの本を読む会」>
 専門的な内容で優れたCRMの本を紹介(匠担当)しながら、各自がディス
 カッションするゼミ方式の勉強会です。
  ※詳細は⇒ http://www.crma-j.org/crmlecture4.html
日 時 04年1月13日(火)午後1:30〜16:00時
場 所 会議室「トスラブ山王」 A会議室
http://www.tsk-kenpo.or.jp/tsk_2/kenshin/sannou_kaigisitu/
東京都港区赤坂2-5-6
地下鉄千代田線赤坂駅または銀座線溜池山王駅スグ
概 要 各自が上記の指定本を持参し、コーディネータ(匠英一)のリードで、各章ごとに15分ほど内容の解説・コメント後30分ほど論議。今回著作「顧客資産のマネジメント」(ダイヤモンド社2800円)、翻訳著者にも今回はお越しいただく予定です。
本は、アマゾンのサイトでも購入できます。次のサイトです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478502099/qid=1070164559/
sr=1-3/ref=sr_1_2_3/249-7222458-6928318
参加費用 一般=1000円(消費税込み) CRM協議会員=無料
※当日受付にてお支払いください。(※領収証はありません)
定員: 15名以内(先着順)
申し込み先⇒セミナー係へ 
●< CRM協議会九州支部主催 「支部結成記念CRMセミナー」 >
日 時: 04年1月22日(金) 13:00〜17:00
場 所: 九州の富士通九州R&Dセンター
内 容: CRMセミナー&支部会員紹介
CRM協議会の支部結成記念として開催。詳細は下記参照。
⇒ http://www.millionet.co.jp/information_seminar0122.htm
連 絡: セミナーの案内及び申込書はhttp://www.millionet.co.jp/へ
電話092−441−5202、FAX092−441−5182
●全5回シリーズの特別研修「CRM実践能力養成講座」
テーマ⇒ 今回の第3回目は「CRM推進のためのIT活用と社内体制つくり」
日 時⇒ 04年1月27日(火)13:30〜17:00
講 師⇒ 中本雅也(ベリングポイント社ディレクター)
http://www.oracle.co.jp/appsnet/manage/CRM/no1/top.html
内 容⇒ CRMは経営改革と合わせてシステム化を実施していく必要があることから”変化”へのすばやい対応による「チェンジマネジメント」が必要になる。コンサルファームでの多数の実践例を踏まえて、具体的な問題点と解決手法を紹介していく。
場 所 会議室「トスラブ山王」 A会議室
http://www.tsk-kenpo.or.jp/tsk_2/kenshin/sannou_kaigisitu/ 
東京都港区赤坂2-5-6
地下鉄千代田線赤坂駅または銀座線溜池山王駅スグ
備 考⇒ 会員は無料。一般は15000円。
申込み⇒ 連絡メール先 
または当会サイト http://www.crma-j.org/semi031114fr.html  
※今後の同講座の予定は下記のとおり。
<第4回: 日時⇒04年2月18日(水)13:30〜17:00> 
講師⇒丸山悟(ベリングポイント社ディレクター)
テーマ⇒顧客戦略の徹底化による業務革新とリスク管理
http://premium.nikkeibp.co.jp/crm/interview/02/
<第5回: 日時⇒04年3月17日(水)13:30〜17:00>
講師⇒匠英一(CRM協議会事業局長、早稲田大学客員研究員)
テーマ⇒統合型eCRM実践の事例とブロードバンド化対策
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■TOPIC:4 CRM協議会の定例委員会など活動紹介(各委員会ごと)
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●「研究専門委員会」
「CRMプロセス診断」http://www.eguide.ne.jp/crm_process/index.htmlのプロジェクトを推進中です。次回の同委員会の予定は次のとおりです。
日 時: 04年1月8日(木曜)15:00〜17:00時
場 所: 早稲田大学商学部9号館9F 会議室(5fの根来研究室で確認)
地下鉄東西線早稲田駅下車して早稲田本部キャンパス内
担当:根来龍之委員長→ TEL&FAX 03-5286-2082(直通)
または匠英一事業局長⇒携帯070−5011−9354
地 図: http://www.waseda.ac.jp/koho/guide/nisiw.html
交通案内: http://www.waseda.ac.jp/koho/guide/univ18.html
●「ソリューション委員会」
新年より、CRMにおけるベンチマークの活用と基準策定の勉強会を行っていきます。
CRMベンチマーキングの内容と策定方法の各自がプレゼンし提案します。
日 時: 04年1月19日(月曜)17:00〜19:00時
場 所: ベリングポイント社 東京オフィス会議室
千代田区丸の内1丁目11番1号 パシフィックセンチュリープレイス丸の内23階
 地図 → http://www.kpmg.co.jp/contact_us/map_tokyo.html
連 絡: 担当(丸山)smaruyama@beringpoint.comまで申込みください。
●「CRM121認定資格プロジェクト委員会」
日 時: 04年1月23日(金曜)
  第1部(ビジネススキームWG) 午後1時00分〜2時30分
  第2部(教材作成WG) 午後2時30分〜4時00分
会 場: ダイヤモンド本社(原宿)9F会議室
http://www.diamond.co.jp/info/kaisha/summary/map.html
会場担当:和田氏(ダイアモンド社 データベース事業局長)
東京都渋谷区神宮前6-12-17 ダイヤモンドビル TEL.03-5778-7200
JR原宿駅徒歩7分、または渋谷駅徒歩12分
地下鉄 明治神宮前駅徒歩3分(出口4)
備 考: 定員20名
当会メンバーと1to1マーケティング協議会メンバー共同です。
NPO化への準備を中心に、資格サービスの具体的な方法と各メンバーの役割分担などを第1部のWG会議で決め、後半の第2WG会議では教材作成の方法と担当を決めます。いずれかでも参加は可能ですので、協力できる方の積極的な参加をお願いします。   
申込先⇒ 匠担当:takuei@netlaputa.ne.jp
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■TOPIC:5 課題;CRM実践の成功は「ベンチマーク情報」が決め手!
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●「コンピュータテレフォニー」誌04年1月号のCRM協議会特集匠記事
「CRMの“見えない価値”を検証する中立的なベンチマーキングが不可欠」
 『CRMの成功率は低い』といわれる背景には、業務プロセスを顧客戦略に基づいて改革していくことの難しさがある。顧客満足度や顧客ロイヤリティといったことが、どこまで業績評価と繋がっているのか判りにくいためだ。
例えば、5段階評価での満足度調査が平均4レベルであったとして、それを5までアップするとどの程度の収益効果(何%)があるのか。これは業種や業態によって違うものと推測できる。
 もし、業種ごとにベンチマークとして多くのデータが蓄積されてくれば、それを一定の業績評価の「先行指標」として活用できる可能性がある。ただ、こうした視点はとくに新しいわけではない。「見えない価値」を評価する必要性はブランド効果を測ろうとする試みとして、経済産業省でも2002年6月にブランド価値評価法としてレポートを作成し公開している。
 また、顧客満足度と財務指標の因果関係を分析する「バランスド・スコアカード」などが最近は急速に普及してきている。問題なのは、ベンチマーク情報を体系的に収集し活用していくサイクル創りの仕組みにある。ERPのような基幹系システムはコスト削減を中心に構築プランを立てれば成功した。
だが、CRMではコスト削減以上に利益・売り上げをアップさせていく費用対効果が問われる。CRMの成功率が低い理由も、ITそれ自体の問題より戦略に即した業務レベルでの指標策定の失敗にあるといえるだろう。
 そこで、CRMの成功を意味づけ、予測可能にさせるベンチマーキング情報が必要となる。
※本節の詳細内容は⇒リックテレコム社の「コンピュータテレフォニー」をご覧ください。
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■TOPIC:6 情報交換コーナ(何でもFAQ)
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●「質問」について
 このコーナでは、最近寄せられた会員内外からの質問に回答する形で、当会の活動とCRMについて理解を深めてもらうものです。各質問は匿名にし、一般化してアレンジしていますのでご了承ください。
※このバックNO詳細は⇒ http://www.crma-j.org/answer.html
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◇質問9
 顧客対応窓口の一元化による効率化および対応内容の均質化・専門化をねらったコールセンターの新設を検討しております。大幅な組織変更を伴うため、コールセンターに関係する部署だけなく、他部署も含めての業務処理方式の見直しを行う予定ですが、その見直し作業を行ううえで肝要となるであろうポイントなどを教えてください。
◇回答9
 まず「CE」(コールセンター・エンプロイー)、つまりオペレータ社員のことですが、何を業務としてするかを明確にすることです。これは一見当たり前のようなことですが、結構難しいのです。コールセンターを新設した場合、従来の業務の延長のような形でクレーム対応などしていると効果が半減するだけでなく、人材確保にも相当苦労することになります。とくに専門知識を要するような質問等には、コールセンター側から専門担当へ転送する仕組み(エスカレーション)など機能レベルの仕掛けと同時に、組織の基準やルール作りが重要になります。ここの改善をシステム構築と平行して実施していくことがポイントでしょう。
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◇質問10
 CRMとナレッジマネジメントの関係が今ひとつわかりません。
「ナレッジリーダーシップ」が必要だともいわれたりするのですが、どういうことを意味しているかピンときませんので教えてください。
◇回答10
 「ナレッジリーダシップ」は、優秀な営業マンなど人が持つ知識を共有化し、標準化、定量化しながら、それをIT活用しながらリードしていく能力のことだといえるでしょう。ナレッジマネジメントの考え方は、「情報処理」という狭い機会的な効率中心の見方を転換して”人”のもつ暗黙知(センスや感情、価値観)を含めたダイナミックな知の相互作用を問題にしています。
 たとえば、アマゾンというネット型出版社の仕組みも、結局は読者の持つ知識を活用していく仕組みです。読者の関心を購入した本のタイトル情報から他の購入者との類似性を探り、そこに一定のパターンを見つける仕掛けは、リコメンデーションという機能としてCRMでも注目されているものです。
機能だけがシステム化されても、ナレッジマネジメントとはいえず、CRMでもありませんが、それを顧客戦略の一貫として全社的活動のプロセスの中に位置づけていくことに本来のCRMとナレッジマネジメントの統合として意義があるといえます。
 当会の副理事長である根来龍之氏(早稲田大学)も、ヘビーユーザ層を引き付けるのにリコメンデーション機能が非常に有効であるとの調査結果を報告しています。そのような顧客行動を予測していくナレッジ活用の在り方は、今後さらにBI等のソリューションとしてもダイナミックに進歩していくはずです。また、それは同時に顧客維持と優良顧客化へのCRM手法として効
果の高いものと期待されています。
 しかし、そのリーダシップを誰がとるべきか?CIOや経営企画室長のような役職者でもかまいませんが、むしろ、CKO(Chief Knowledge Officer)やCCO(Chief Customer Officer)がリードをとっていく体制が求められるのではないでしょうか。
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◇質問11
商品グループ別の事業戦略と顧客戦略の住み分けについて質問です。
今のプロジェクトで取り組んでいるお客様が、老舗の中堅企業で今まで顧客志向型経営をしてきました。成長も微増であまりぱっとした売上はありません。しかし、顧客志向型経営のおかげで今まで存続していると思います。
最近では、(商品グループ別)事業戦略に変えていったらどうかということで取り組んでいますが、今一つうまくいっていません。そういった中、顧客型戦略にするか(商品グループ単位)事業戦略にするか、または統合型にするのか迷っているところです。例えば、統合型をとるとしたらどのような体制で取り組むと良いでしょうか。良いということは、現実的かということです。
顧客を識別し、上位レベルの顧客には個別の対応をし、残りのレベル顧客については、(商品グループ別)事業戦略でいくのか。または、顧客戦略があり、その後ろに(商品グループ)事業戦略があるのか。CRMとしては勿論後者が良いことはわかっていますが、今一つ自信がありません。
◇回答11
 商品を軸にした事業戦略は”商品力”の強い企業であれば勝ち組として生き残り可能かもしれません。しかし、現在の成熟市場においては商品ライフサイクルが短命化しており、一時的な繁盛はあってもいつまで持つかは疑問です。商品力に頼る発想が通用する時代はバブル期までの80年代で終わったのです。90年代以降のエクセレントカンパニーの多くは、顧客を軸にした戦略に切り替えてきている事実に注目する必要があります。
日本の製造系メーカの衰弱と、その一方での量販店(とくにアスクルやデル)を中心とした顧客に近い企業の繁栄をみれば明らかです。
つまり、商品グループ別に営業体制を編成していくような従来型でのビジネスモデルでは、顧客側の要求の一部しか満たせないこと。また、顧客側で求めているものが”商品自体”ではなく、”問題解決”であり満足した全体の”サービス経験”であること。これらのことは「顧客別にモノ(商品)をどう売るか」という狭い「顧客満足経営」では解決できない根本問題なのです。
 個々の事業戦略の前に中長期の経営戦略を考え、それを顧客を軸として位置づける方向性があってこそCRMではないでしょうか。これを”統合型”というのであればそのとおりですが、現実には企業の存在価値そのものが問われるため難しい課題であることは確かです。そこで、実際には計画は大きく実行は小さく方式で、まずは部門単位での成功モデル作りが重要になります。CRMの失敗率の高さからしても、リスクを考えれば全社的な改革の前にCRMの成功体験をパイロットで作るべきでしょう。
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■TOPIC:7 編集後記 (責任者:匠英一)
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新年おめでとうございます。
1月以降からは、当会員の皆様にインタヴュ式でCRMへの期待や考えをお聞きして本誌で紹介していきますので、何卒よろしくお願いします。
「CRMメールマガジン」への寄稿方法(質問)について
会員、非会員からの寄稿や質問を当会CRMメールマガジンでは募集していますので、下記に留意のうえ寄稿フォームに記入しお寄せくだい。
※掲載方法・登録⇒ http://www.crma-j.org/questionregi.html
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